法事・法要の進め方

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実際に法事を執り行うについての流れをお話しましょう。
自宅で行う場合や、他の会場で行う場合など、色々なケースがあります。

基本的には法事では主催者自らが遺族や親戚に着席の案内をし、準備が整ったら僧侶に声をかけてスタートとなります。

法事は葬儀と違って、司会者などのスタッフがいないのが普通です。
基本的にはi以下のような流れで進行します。


☆一同着席 → 僧侶の読経  → 遺族・親戚の焼香 → 参列者の焼香 → 僧侶の法話 → お墓参りや卒塔婆供養 → 会食


【法事の服装についての注意】
遺族、親戚は三回忌までは喪服を着用することが一般的です。
七回忌以降は喪服ではなく平服でOKです。
アクセサリーを付ける場合はシンプルなデザインにし、あまりに華美な服装や派手なメイクは避けた方が無難でしょう。


【墓前法要の準備】
最近は、墓前での法要が増えています。お墓参りと法要を同時に行うことができ、移動の手間が省けるという利点があります。

墓前法要をする際には、事前にお墓のお掃除をしておきましょう。

墓前では立ったままのお参りとなりますので、高齢者など足腰の弱い方がいる場合は折りたたみ椅子を準備する などの気配りが必要ですね。

移動の手間はありませんが、屋外なので天候に左右されやすいという面もあります。
特に雨の日は厳しいですね。 大型パラソルや椅子などを準備している墓地・霊園もありますが、風雨の中での法要は高齢者には身体的に負担が大きいかと思います。

【自宅での法事の準備】

自宅で法事をする場合は、寺院の本堂や専門式場と違ってスペースが限られているため、廻し焼香となるのがほとんどです。
仏壇を整え、焼香ができるように準備をしましょう。
開式前には灯明をつけて、火を付けた炭を香炉に入れておきます。

ちなみに「廻し焼香」とは、前の人からまわってきた香炉で、着席したまま焼香をする形式のことです。廻し焼香の香炉はお盆に乗せてセットしておきます。
これは抹香がこぼれるのを防ぐだけでなく、熱くなった香炉に直接手が触れないよう危険防止のためでもあります。


【会食場所で法事の準備】
会食場所では、始まる前と終わりには施主から挨拶をします。
僧侶がいる場合には上座へとご案内します。
遺族は下座に着席します。


参考までに施主挨拶の例をあげておきましょう。

始→「みなさま本日はご多用中のところ、○○の△△法要にお集まりいただき、誠にありがとうございます。(~故人のエピソード等を挿入~)。ささやかですが、お食事を用意しております。どうぞ故人の思い出話などを交えて、ごゆっくりお召し上がりください。」

終→「本日はお忙しい中、長時間にわたりお付き合いをいただきありがとうございました。おかげをもちましてで○○の△△法要を無事に終えることができました。(~感謝の言葉等を挿入~)。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
みなさまのお席に、お引き物をご用意いたしました。お帰りの際にはお忘れになりませぬよう、お持ち帰りくださいませ。」

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