045葬式前後の様々な諸事:カテゴリー
スポンサードリンク自分流のお墓の選び方
お墓の選び方も多様化しています。
遠方にあってお参りできない、跡を継ぐ人かいない、そもそもお墓に入りたくないなどなど。
お墓に関する悩みは尽きません。
自分に合ったお墓を、どのように選んだらいいのかを考えて見ましょう。
まず、お墓選びをチャートで示してみました。
|ーYES⇒現在のまま
☆お墓がある⇒跡継ぎがいる| |ーYES⇒永代供養
|ーNO ⇒永代供養の仕組み有|
|-NO⇒改葬検討
|ーYES⇒公営、民営墓地など
|ーYES⇒宗教に関係なし|
☆お墓を探したい⇒跡継ぎがいる| |ーNO⇒寺院墓地
|ーNO ⇒永代供養墓地
|ーYES⇒樹木葬、散骨、手元供養など
☆お墓に入りたくない⇒宗教に関係なく選びたい|
|ーNO ⇒納骨堂など
あなたの場合は、どのケースに当てはまるでしょうか?
よくある疑問を解決していきます。
1)遠方にあるお墓を移動 「引っ越し」したい
お墓の引っ越しを「改葬」といいます。たとえば地方から都会に出てきた人が、お墓について真剣に考えるようになると改葬をするようです。
しかし勝手にお墓を引っ越すことはできません。墓地埋葬法という法律によって、決まった手続きが必要です。
お墓の移転先がが決まったら、墓が現存する市町村の役場から「改葬許可申請書」を取り寄せます。
次に墓地管理者に埋葬の証明をもらいます。
これらの書類を揃えた上で役場に行くと「改葬許可証」が発行されます。
納骨の際に「改葬許可証」を新しい墓地の管理者に提出します。
市町村によってま移転先の受け入れ証明書が必要な場合もあります。
2)お墓の購入はどうすればいいのか
お墓は墓地とセットになっています。
まず墓地は大きく分けて公営、民営、寺院墓地の3種類あります。
宗教を問わないか、跡継ぎがいるか、などで選び方も変わります。
宗教に関係なく選びたいなら、公営か民営が良いでしょう。
公営は民営よりも「永代使用料」や「年間管理費」が比較的安いのですが、競争率が高いが難点です。
寺院墓地は檀家になることが前提となります。
お布施が高額なため、経済的な理由で民間霊園に移った例もあるようです。まずは住職とよく話をして、お布施の額など詳細を確認しましょう。
大切なのは、それぞれの墓地で定める使用規則です。
数年間管理費を納めなけれぱ使用権がなくなる等、重要事項が書いてあるので、しっかり把握しておきます。
次に墓石を購入する場合ですが、見積書と図面、契約書の3点を石材店からもらっておきます。
中には墓石の種類を偽ったり、悪徳業者もいるようなので、書類は大切に保管しておく必要があります。
跡継ぎがいない場合などは、永代供養の仕組みがあるお墓を選ぶと安心です。
永代供養とは子孫に代わって、お寺などが供養する仕組みですが、三十三回忌をめどに合祀するなど、さまざまなケースがあります。
年間管理料の支払いの取り決めなどもさまざまあるようです。
3)お墓に入りたくない
最近は納骨堂が増てえています。コインロッカーのようなお墓 というイメージで、掃除や除草などのめんどうな管理がないのが人気のようです。
納骨堂の大半は寺院の管理で、檀家になる必要があります。
永代供養の仕組みがあるかどうかなどを確認しましょう。
考え方も多様化しており、樹木葬も増えています。
散骨や手元供養などの新しい方法もあります。
子や孫がいない人はお墓がなくてもいいと思いますが、お墓は残された家族がお参りに行く場所でもあります。
どのような形式を選ぶにしても、家族と充分に話し合うことが大切です。
香典の金額・相場とは
香典の額に迷う方も多いですね。
大体の金額・相場の目安がわかっていると、参考になると思います。
物価も変動しますし、価値観なども時代とともに変化するので、あくまでも現在の標準とお考えください。
香典の金額は、身内や親戚の場合、友人や同僚の場合、仕事関係者の場合、など相手との関係において変わります。
また年齢によっても違ってきます。
生前故人とどのようなお付き合いをしてきたかによって変わってくるので、以前に相手から香典をいただいている場合は、その金額を参考にすることもできますね。
ここでは一般的な香典の金額の目安を、自分との関係別にお伝えします。
☆祖父母 →2万円~5万円
☆両親 →5万円~
☆兄弟・姉妹 →2万円~5万円
☆親戚 →1万円~5万円
☆友人・知人・隣人 →5000円~2万円
☆仕事関係者 →5000円~2万円
☆顔見知り →3000円~1万円
大体この程度を基本にお考えください。
香典のほかにも、お花や供物をおくることもあります。
お花や供物は、だいたい1万円からになっていますので、個人名で出すほか、一括して「友人一同」 「親戚一同」 「△△会社」 などでとりまとめて出すことも多いようです。
会社や町会などでは、相場や金額が決まっている場合がありますので、慣例に従うと良いでしょう。
【香典の基礎知識】
昔からの慣習もあるので、マナーとして知っておくと良いことが、いくつかあります。
☆香典は少額でもいいのでしょうか?
地域共同体で助け合うという精神が香典の起こりですから、「小額でも役に立てれば」という気持ちはとても大切です。
ですが現実には「良かれ」と思って渡した香典によって、かえってお返しなどで先方の負担を増やしてしまうこともあります。
返礼品や通夜料理、飲み物などを出すことによって、場合によっては赤字になってしまうこともあるので、あまりに小額の香典は考え物です。
☆4と9がつく金額は避けた方が良いのでしょうか?
ただの語呂合わせではありますが、日本人にとっては死や苦を連想する4とか9の数字に対してマイナスイメージがあります。
たとえば4万円という金額は、やはり避けたほうが無難ですね。
☆古いお札を入れた方がいいのでしょうか?
お祝い事と違って、香典の場合、「取り急ぎ準備しました」という意味で、古いお札を使用する習慣があります。
香典は前もって準備していたというような印象を避けるために、あえて古い札にします。
とはいえ、昔と違って新札がすぐに準備できるようになったので、それほど気にする必要はなくなってきました。
しかし新札しかない場合は、一度お札に折り目をつけてから包むと無難です。
香典の書き方・表書き
香典といえば普通は金銭を連想しますが、昔は食料を提供することも
多くありました。
香典とは「香を供える」という意味が由来ですが、香= すなわち貴重な品を提供するという意味にも解釈できます。
昔は葬儀となると近隣の人達に食事の振る舞いをしなければなりませんでしたが、それがかなり多額の出費となるため、遺族には大きな負担となっていました。
そこで遺族の負担を軽くするために、村全体として「食料」を提供したことが香典のはじまりなのです。
明治以降は金銭香典が増えてきましたが、食料から金銭に完全に変わったのは戦後になってからのことです。
以前は香典を出すのは葬儀の日、とされていましたが、現在では通夜、葬儀、告別式のいずれかに持参します。
具体的に香典についてのあれこれを詳しく解説してみましょう。
【香典袋の書き方】
宗教、宗派によって表書きが変わってきますが、参列者側は必ずしも遺族の宗旨・宗派を理解しているとは限りませんので、あまりこだわらずに自分の家の宗旨・宗派に準じた形でもかまわないでしょう。
☆神式
神式でも仏式同様「御霊前」は使用できます。
その他「御榊料(おんさかきりょう)」「御神饌料(ごしんせんりょう)」「御神前」「御玉串料」などと書く場合もあります。
☆仏式
一般的には、仏式では四十九日以前は「御霊前」とし、四十九日後は「御仏前」を使います。
ただし浄土真宗では霊の存在がないため四十九日以前も「御仏前」となります。
浄土真宗は日本一信徒数が多い宗派なので覚えておくといいですね。
ほとんどの場合この慣例に準じていれば間違いがないでしょう。
お香をお供えしますという意味である「御香料(ごこうりょう)」「御香資(ごこうし)」「御香奠(ごこうでん)」を使うのも上級マナーです。これなら浄土真宗でも失礼にあたりません。
蓮の花が印刷された市販の不祝儀袋は仏式の場合に使用します。
☆キリスト教式
「お花料」が一般的ですが、カトリックでは「御ミサ料」でも可です。ただしプロテスタントでは「御ミサ料」はNGです。
白百合や十字架が印刷された市販の不祝儀袋はキリスト教の場合に使用します。
☆無宗教式
宗旨・宗派にとらわれない葬儀で一般的に使用されるのが「御霊前」。そのほかに「志」「お花料」「御香資」「御香料」でもOKです。
【香典袋の中包み】
中包みの中にはお金を入れますが、不祝儀の場合は上が下に重なるように折ります。
中包みには住所、氏名、金額を書いておきましょう。
【香典袋の書き方 】
表には中央下に自分の姓名をきちんとフルネームで書きます。
上の文字よりやや小さめにするとバランスがとれます。
裏には住所、氏名、金額を書きます。後でお香典の整理をする遺族の負担が軽減されますので、どんなに親しくても必ず書くようにしましょう。。
金額は壱(イチ)、弐(ニ)、参(三)、阡(千)、萬(万)というように漢数字で書きいれます。
複数の連名で香典を出す場合、右から上位者=目上の人 の名前を書くようにします。
上位・下位等の区別がない場合は、五十音順で書けばよいでしょう。
不祝儀の場合、薄墨のペンで書くのがマナーです。これは「涙で墨がにじんで薄くなってしまいました」という意味がこめられています。
不祝儀用の薄墨の筆ペンが市販されているので常備しておくと便利でしょう。もし薄墨がない場合は、普通のペンでも問題はありません。
葬式の香典返しの金額、時期、マナーとは
香典を受け取った際にどう対応すればいいのか誰もが頭を悩ますものです。香典返しとは、どういうものでしょうか?葬儀や通夜の参列者から香典をいただきます。そのいただいた香典に対するお礼を「香典返し」といいます。
お葬式でいただいたお香典のお返しは、普通どのいくら程度のお返しすればいいものなのでしょうか?金額については親戚からいただくものと、故人の友人、親戚、喪主の友人、知人といただく金額についてもおそらくバラバラでしょう。
お通夜や葬式に参列した場合に香典を差し上げますが、そのお返しとしていただくのが香典返しです。四十九日の忌明け後にお礼状とともに品物が送られてくるケースもあるでしょう。四十九日の忌明け後に「法要を無事済ませることができました」という報告の意味あいもあるのす。
地方の習慣、慣習のみならず、地域によっても常識というものが違ってきますので、まずはよく調査してみることが肝要です。よく言われているのが、いただいたお香典は半分は返すとする半返しが基本ということのようですが、実際のところは親戚など身内のケースでは、1/4~1/3でも一向に構わないされているようです。
福祉団体などに寄付をする事も可能です。最近ではこういうケースも増えてきています。
香典返しのお礼の気持ちとして、その使い道などを書き加えた挨拶状と、寄付をした旨の連絡をする場合もあります。お葬式での香典返しを、その場合、寄付先からの寄付の礼状のコピーを同封することもわすれないようにしておきましょう。弔電のみの場合は、礼状で感謝を伝えれば充分と言えます。
お香典を出す側からすればお返しを期待していないとされるお金ですし、建前上も本来の香典の意味からも、「香典返し」とは心からのお礼の挨拶をするだけでも、全く失礼にはならないということがいえるでしょう。
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